Junieの挙動が変わった気がする

ほぼポエムです。

先日JetBrainsJapan主催のAIコーディングのウェビナーを受講していました。主題は「どうやって導入するか」というような内容だったんですが、ちらっとこぼれ話的に、「今のところJunieではChatGPT-5をデフォルトに据えて、GPT-5に最適化させていく」というお話が聞けたのは良かったかなと思いました。Claudeだんだんアホの子になっていってますからね。

そのセミナーからJunieのプラグインも3回アップデートをしていまして、うち2回「Optimizations for GPT-5」が書かれています。(もちろんこれまで通りSonnet4・3.7は選択できます)JetBrains的にはGPT-5に軸足をおいているというのが行動でも見えてきました。

これまでの方法論が通じない?

Junieを使い始めて4ヶ月くらいでしょうか、ほんとAI界隈は変化が目まぐるしくてついていくのもやっとです。Junieがクレジット制になって、秒でクレジットが溶けるようになったので、いろいろなAIエージェントをお試ししていました。この間にClaude CodeとGemini CLIに浮気しています。

プロダクトが違うので当たり前ですけど、SonnetとGPT-5って、同じプロンプトで指示しても、結果が結構違うんですよね。

で、JunieではずっとSonnetだったので、これまでこのブログで書いていた「設計書や指示書を作ってから」というのが、GPT-5だとうまくいかない事がおおくてヤキモキしていました。

GPT-5は、むしろお気持ちバイブコーディングの方が品質が高いような印象を受けています。

JSONの出力を確認するのに、差分がわかりやすいAPIテスターを作ってみたんですけど、これはプロンプトのみの完全バイブコーディングです。

Askモードは使わず最初からCodeモードで書かせて、都度機能を追加してもらったり、表示を調整してもらったり。

SonnetはSE、GPT-5はSIerだと思うといいのかも

Claude Sonnetはこの程度の小規模ツール程度でも、ガッチリ仕様書を与えたほうがブレずに最後まで作ってくれます。最近流行ってる仕様書ドリブンですね、spec-kitとか有名です(Junieだと使えませんけど)。むしろこれをしないと完成形まで行けない事が多かったんです。

Junie+GPT-5を使って「この仕様書どおりに」とやると、仕様に囚われすぎて要件が達成されないときがよくあります。なんか身に覚えがありますね、客先が「このCMSのこのバージョン使って」「中間出力をExcelで出して」って指定されると急に仕事しづらくなりますよね、あの感じに近いのかも。

しかし、要件定義だけを与えるとかなりサクサク作ってくれるんですよね。Codexでそうやってもうまく行かなかったので、spec-kitに相当するような機能がJunieの内部にあるのかもしれません。確証はゼロですけど。

新規プロジェクトはそれで良いんだけど……

ただこのやり方は既存プロジェクトだと出来ないんですよね、既に構築済みの仕様書があるわけで……。

なにかいい方法ないもんでしょうかね(ぶん投げ)

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