生成AIなんでも展示会 vol.6に出展します
さんざん迷いましたがそろそろ積極的に発信していこうかと思い、2026/9/23 生成AIなんでも展示会に出展します。出展内容はエンタメ系、HermesAgentにStrudelフォーマットの楽曲で、作曲とDJをやってもらうアプリです。
作曲と言ってもAI生成音楽ではなく、ジェネラティブミュージックのコードをHermesがリアルタイムで書く、という内容です。
ジェネラティブミュージック≠生成AI音楽
ジェネラティブミュージック、たぶん普通の音楽好きでも耳慣れない言葉だと思います。一応英語Wikipediaには記載がありまして。
ブライアン・イーノという作曲家が始めた「アンビエント・ミュージック」(環境音楽)の一種……と定義が曖昧なんですが、端的に言うと「音楽理論に沿って機械的に作曲・演奏される即興音楽」です。実験音楽系の文脈のジャンルですね。
昔は「ジェネラティブミュージック」っていうとプログラマチックな音楽を指していたんですけど、生成AIの登場で意味がコンタミしてる感じです。「プロシージャルな音楽」って言ったほうが今は伝わるのかもしれないですね。
Strudel = ジェネラティブミュージック+ライブコーディング
Strudelも音楽制作をする方でも初耳の人の方が多いと思います。正式にはStrudel REPLといってブラウザ上で動く、JavaScriptライクな記法でリアルタイムに音楽をコーディングできる環境です。何を言っているのかわからねーと思うので動画を見てもらったほうが速いです。
控えめに言って意味わからないと思いますけど安心してください、普通わからないです。コードを書き換えると音楽がリアルタイム変わるという、ライブコーディングのライブがなんか違う意味になっちゃってるヤツです。
展示で使用するのは動画のStrudel REPLそのものではなく、この記法で作った楽曲を2トラック同時に音声を再生するRust製バックエンドを制作しています。
展示の見どころ

”生成”ではなく”作曲”をする DJ Hermes
2026年現在、「AIで音楽を作成する」という言葉が指すものは、SUNOなど直接音声データを生成する仕組みを指すことがほとんどです。これらは学習元データの著作権問題だったり、生成物の所有権の問題があったりと作品としてかなり扱いづらいのが現状。
今回の展示で使用するHermesのプロファイルには音楽理論とダンス系ミュージックの特徴や作り方をスキルとして与えています。生成されるのはStrudelのコード。Hermes Agentがゼロから音楽理論に基づいて”作曲”をしてシンセサイザーを”演奏”するのが今回の展示のキモです。

こんな地味なビジュで、展示として大丈夫なんだろうか。。
実際の展示までには ドパガキ仕様 に改造していきます。
DJミックスとリアルタイム作曲
延々流しっぱなしもつまらないので、HermesのCronジョブで定期的に違う曲をミックスしたりフェードで入れ替えたりとDJプレイも行うようにしています。これらの操作はユーザからのテキストプロンプトでもできるようにしています。
またStrudelらしさを活かして「Aにスーパーソウのリードを足して」「AのLoを切ってBとミックスして」など、リアルタイムに音色や音程を変えたり、トラックを追加したりという機材DJ的なこともプロンプトで出来るように仕上げていきます。
低スペPCでのローカルLLM動作デモ
これは見どころというかWi-Fiが繋がらなかったとき用のフォールバックなんですけど、i7-8000番台のNUC PCにXubuntuとローカルLLMを入れて持っていきます(モデルはGemma4 E2Bの予定)。今は8トークン/secくらいですが、これからもうちょいチューニングしていきたいと思いますので、CPU動作でも簡単な作業ならそれなりいける実例としてもごらんいただけるかもです。
展示会できのこ先輩と握手!
メイン展示はHermes DJですが、sqlewについてのPOP展示も行う予定です。そのほかAI雑談・青森観光相談なんでもお気軽にお声がけください👍️
AI関係なく普段からXで絡みのある方もぜひぜひ、リアルで僕と握手!
